避難所でも快眠:防災マットBMT100完全ガイド

2026.03.10
防災用品

いざという時の「眠れない」は体力・判断力の低下につながり、避難生活の質を大きく左右します。キングジムの防災ブランド「KOKOBO」が展開する『自動で膨らむ防災マット BMT100』は、バルブを開けるだけで約3分で膨らみ、厚さ5cmのクッション層で床からの冷えや振動を軽減。複数枚の連結にも対応し、収納袋や固定ベルトも標準付属。設営・収納の具体手順や注意点、避難所・車内・オフィスでの活用術まで詳しく解説します。

BMT100の概要と注目ポイント

『自動で膨らむ防災マット BMT100』は、災害時の休息・睡眠の質を底上げするために設計された“屋内向け”の自動膨張型マットです。最大の特徴は、バルブを開けるだけで約3分で自動的に膨らむこと。ポンプや電源は不要で、限られた人手・時間でも素早く展開できます。厚さは約5cmまで膨らみ、床面の凹凸や冷え、微振動の影響を軽減します。

  さらに、本体5か所のボタンで複数枚を連結できるため、家族・グループでの就寝スペースの拡張も容易。収納袋と固定用ベルトが標準付属で、使用後はコンパクトにまとめて保管・運搬できます。避難所の区画に合わせたレイアウトが可能で、同社の防災テント(BTN100/BTN200)と併用することで、プライバシー確保や快適性の向上も図れます。

注目ポイント(要約)

  • バルブを開けるだけで自動膨張(約3分)
  • 厚さ約5cmで冷え・振動を軽減
  • 5か所ボタン連結で面積拡張が簡単
  • 収納袋+固定ベルト付属で持ち運び容易
  • 防災テント(BTN100/BTN200)と相性良好
防災テントとの併用例

スペック詳細:サイズ・重量・素材

BMT100の基本仕様は以下のとおりです。展開時の外形寸法は約195(W)×65(D)×5(H)cm、収納時は約Φ16×63(H)cm。質量は約1.9kgで、素材は表生地がポリエステル、内部スポンジがポリウレタンフォーム。付属品は収納袋×1、固定用ベルト×2、取扱説明書です。

項目仕様
品番BMT100-KH(カーキ)
展開寸法約195(W)×65(D)×5(H)cm
収納寸法約Φ16×63(H)cm
質量約1.9kg
素材生地:ポリエステル、スポンジ:ポリウレタンフォーム
付属品収納袋×1、固定用ベルト×2、取扱説明書

日常でも災害時でも使いやすい寸法

幅65cmは成人1名の就寝に必要な最低幅を確保しつつ、体育館などの避難所区画に複数列で敷き詰めやすい寸法。
連結により家族・グループ用の横方向展開も容易で、限られたスペースを有効活用できます。厚さ5cmは断熱・緩衝のバランス点で、持ち運びしやすい収納径(Φ16cm)・重量(約1.9kg)との両立を図っています。

設営・収納・連結:3分で使える手順

設営(3ステップ)

  1. 固定用ベルトを外し、マットを広げます。
  2. バルブを開けると自動的に空気を吸い込んで膨張。障害物がない平らな場所で待機。
  3. 約3分で膨らんだらバルブを閉めて使用開始。

収納(巻き出しで空気を抜く)

  収納時はバルブを開き、端から空気を押し出すように巻いていきます。完全に巻き終えたらバルブを閉め、固定用ベルトで束ねて収納袋へ。濡れ・汚れは柔らかい布で拭き、十分乾燥させてから保管します(洗濯機・ドライ不可)。

連結(5か所ボタンで拡張)

複数枚を使う場合は、本体の5か所ボタンを噛み合わせて連結します。撤収時は逆手順で取り外し。連結は避難所の区画レイアウトに柔軟に対応し、家族横並びの就寝や大人+子どもでの共同スペース作りにも有効です。

“5cmの安心”が生む快適な避難生活

床冷え・微振動を抑える断熱&緩衝層

BMT100は膨張後に約5cmの厚みができ、このフォーム層が床と身体のあいだにしっかりとしたクッションをつくります。その結果、床へ体温が奪われにくくなり、冷えを感じにくくなるほか、床のちょっとした振動や凹凸も吸収してくれます。
これにより、体育館や避難所の固くて冷たい床でも負担が軽減され、避難生活で大切な「翌日に疲れを残さない休息」がとりやすくなります。

「自動膨張」だから誰でも扱いやすい

ポンプや電源を使う空気式と異なり、BMT100はバルブを開くだけで自動膨張。停電時や夜間の設営、人手が限られる混雑下でも扱いやすく、スタッフ教育の負荷も小さくできます。これにより「誰でもすぐ使える」ことが、避難所運営の観点でもメリットになります。

活用シーン:避難所/車内/オフィス

避難所:テント併用でプライバシー+快適化

同社の防災テント(BTN100/BTN200)は、透けにくいシルバーコーティング生地や蓄光パーツ、A4掲示ポケットなど、避難所のプライバシー確保と運用性に配慮。BMT100を床面に敷くことで、長期化しがちな避難生活でも休息性を確保できます。屋根が開く大型のBTN200なら採光・換気も容易です。

車内・オフィス:仮眠・当直・BCP備蓄

BMT100は車内やオフィスでの仮眠にも便利に使えます。直径約16cm・長さ63cmのスリムな形で収納できるため、BCP用の備蓄棚にも無理なく収まります。
そのため、体調管理が必要な当直業務や交代勤務の休息確保、さらに災害時の帰宅困難への備えとしても役立ちます。

安全上の注意・保管メンテナンス

使用上の注意(抜粋)

  • 鋭利物・突起物がない平らな場所に設置する。破損の原因。
  • 火気・高温・直射日光・高温多湿を避ける。変形・劣化・火災の原因。
  • 水中・水上で使用しない。浮具・救命具として使用不可。
  • 可燃性製品(噴霧式殺虫剤・パンク修理スプレー等)を絶対注入しない。爆発・火災の危険。
  • 小さなお子さまのみでの設営・使用・収納は禁止。
  • 表面は色移りや起毛抜けが起きる場合あり(素材特性)。

メンテナンスと保管

  使用後は汚れ・水分を拭き取り、陰干しで十分乾燥させてから収納。洗濯機やドライクリーニングは不可。揮発性溶剤(シンナー・ベンジン)は使用しないでください。1〜3か月に一度は膨らませて状態を確認(長期圧縮は復元性低下の原因)。屋内の乾燥した場所に保管し、子どもの手の届かない所へ。

まとめ:誰でもすぐ敷ける“3分マット”を備える安心

BMT100は、ポンプを使わずに自動で膨らむ手軽さに加え、約5cmの厚みで断熱と衝撃吸収の両方をしっかり確保しています。さらに、複数枚を連結できるので、必要に応じて寝るスペースを広げられるのも便利なポイントです。
収納袋と固定ベルトが標準で付属しているため、BCP備蓄としても扱いやすい設計になっています。また、避難所では防災テント(BTN100/BTN200)と組み合わせることで、プライバシーの確保にも役立ちます。
導入する際は、安全上の注意や保管方法を守り、定期的に展開の練習をしておくことで、非常時にも迷わずスムーズに使える備えになります。

詳しくは下記商品動画をご覧ください。

※2026年3月10日時点の情報です。

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