新しいレイアウトを導入した直後は快適だったオフィスも、年数が経つにつれて資料や備品が少しずつ増え、気づけば手狭になっていくものです。加えて近年のオフィスデスクはサイドデスク一体型のデザインではなく、フリーレイアウトの普及とともに引き出しすら持たないシンプルなワークデスクを採用する企業も増えています。
デスク本体に収納機能を持たせない分、デスク下のスペースが「オフィス収納の一等地」として残っている企業も少なくないのではないでしょうか。今回ご紹介するナカバヤシの「デスクターナ シリーズ」は、そのような「足元の一等地」を有効活用するための、デスク下専用の収納什器です。


デスク下収納庫の選び方「3つのポイント」
デスクとの寸法適合
当然の話ですが、本体を選ぶ前に、対象デスクの足元スペースと、収納するファイルや備品のサイズを必ず確認する事前調査がとても重要です。幅・奥行き・高さのいずれかが合わないと、そもそも設置できない、あるいはキャスター分で高さが干渉するといったトラブルを招きます。床形状による微妙な違いや経年によるデスクの形状変化リスクも考えられるため、サイズ表の理論値のみで安易に判断せず、実測の上で検討することをおすすめします。
収納力と可変性
書類やファイルを収納する想定の場合は量も種類も時期によって増減します。棚板の位置を調整できるか、仕切りで用途を分けられるかといった「可変性」を確認しておくと、その後のオフィスレイアウト変更や部署異動にも対応しやすくなります。
セキュリティレベル
個人情報を含む書類や貴重な備品を保管する場合、施錠機能の有無が選定の重要ポイントです。誰でも開けられる棚にするか、鍵で管理する収納庫にするかは、セキュリティリスクの観点からもしっかり確認しておきましょう。
導入するとどう変わる?—
足元の「デッドスペース」を管理された「収納スペース」に変える
引き出しのないデスクが増えた分、デスク下収納庫の導入によって、これまで床に直置きされていた書類や私物が定位置を持ち、オフィス全体の見た目と動線がすっきりします。
さらに鍵付きタイプを選べば重要書類の管理体制も強化できます。キャスター付きタイプならレイアウト変更の際の移動もスムーズ。属人的な「とりあえず置き」から、誰が見ても分かる収納ルールへの転換が期待できます。
実務で差がつく!本製品の注目ポイント
ロック式キャスターで移動と固定を両立
ND-722・ND-622・ND-S722(扉/鍵付き)はロック式キャスターを備えており、レイアウト変更やフロア清掃の際はロックを解除してスムーズに移動、通常時はロックして固定できます。地震などによる不意な移動を防ぐ意味でも安心材料になります。
棚板調整・仕切りで収納を最適化
ND-722・ND-622・ND-S722は中棚板を30mmピッチで可変できるため、ファイルの高さやまとめて収納したい備品サイズに合わせて棚位置を調整できます。担当者や部署ごとに異なる書類量にも柔軟に対応可能です。
用途に応じて選べる3タイプ展開
オープンなアミ棚付タイプ(ND-101N・ND-561N)、鍵付きで機密性を高めたセキュリティタイプ(ND-S722)、キャスター付きの標準タイプ(ND-622・ND-722)と、保管したいものの性質に応じてラインアップから選べる点も、デスクターナ シリーズの実務的な強みです。
製品仕様/スペック表
| 項目 | ND-722![]() | ND-S722(鍵・扉付) ![]() | ND-622![]() |
|---|---|---|---|
| 本体寸法 | W500×D286×H600mm![]() | W500×D300×H600mm![]() | W500×D310×H600mm![]() |
| 本体重量 | 6.6kg | 8.4kg | 7.9kg |
| 材質 | スチール・合成樹脂焼付塗装 | スチール・合成樹脂焼付塗装 | スチール・合成樹脂焼付塗装 |
| 施錠機能 | なし | あり(鍵付き) | なし |
| キャスター | ロック式キャスター付 | ロック式キャスター付 | ロック式キャスター付 |
| 棚板 | 中棚板30mmピッチ可変 | 中棚板30mmピッチ可変 | 中棚板30mmピッチ可変 |
| 対応デスク規格 | - | - | - |
| 項目 | ND-101N(アミ棚付)![]() | ND-561N(アミ棚付)![]() |
|---|---|---|
| 本体寸法 | W500×D300×H610(625)mm ※高さを610/625mmで組立可 ![]() | W560×D300×H610(625)mm ※高さを610/625mmで組立可 ![]() |
| 本体重量 | 6.0kg | 6.3kg |
| 材質 | スチール・合成樹脂焼付塗装 | スチール・合成樹脂焼付塗装 |
| 施錠機能 | なし | なし |
| キャスター | キャスター付 | キャスター付 |
| 棚板 | 中棚板+アミ棚 | 中棚板+アミ棚 |
| 対応デスク規格 | 旧JIS5・6号デスク用/新JIS全対応 | 旧JIS5・6号デスク用/新JIS全対応 |
~ 製品導入・取扱上の注意点 ~
・製品はキャスター・棚板がお客様組立となります。
・ND-S722(鍵・扉付)および類似製品は、「鍵・扉付き」によるセキュリティ向上を目的としていますが、キャスター付きの可動式什器であるため、什器自体の持ち去りなどを含むすべての紛失・盗難リスクを完全に排除できるものではありません。内部への保管物の重要度に応じた適切なリスク管理をお願いいたします。
本製品の「導入メリット」とは?
書類の「行方不明」時間を削減
社内でファイルや書類を探す時間は、1人あたり1日数分程度でも積み重なると軽視できない工数になります。仮に10名のオフィスで1人1日3分の「探し物時間」が発生していると仮定すると、月間約10時間※分の探索コストが発生している計算になります。整理や管理は従業員の対応に依存しますが、適切な収納場所を固定化することで、この時間の一部を圧縮できる可能性があります。
※算出計算式
月20営業日換算で月間約10時間分の探索コストが発生している計算
1日3分(1人) × 10名 × 20日 ÷ 60分 = 10時間(社内の実態に応じて置き換え可能な仮定に基づく試算)。
情報管理体制の強化を対外的に示せる
鍵付きの収納庫を導入することで、個人情報や機密書類の管理体制について、取引先や監査の際に説明しやすくなります。「施錠管理をしている」という事実は、社内のセキュリティ関連規定を運用する上での根拠のひとつになります。
オフィスの見た目・動線改善による心理的ストレス軽減
デスク下の私物や段ボールが整理されるだけで、オフィス全体の圧迫感が和らぎ、清掃や来客対応の際の「見られても困らない」安心感につながります。定量化はしにくいものの、日々の快適さに関わる部分です。
現場活用シーン:シミュレーションストーリー
中規模オフィスの総務・Aさんの場合
社員50名規模のオフィスで総務を担当するAさんの会社は、数年前にフリーレイアウトを取り入れ、引き出しのないシンプルなワークデスクへ切り替えました。
導入当初はすっきりしていたオフィスも、年数とともに資料や備品が増え、気づけばデスク下に段ボールや私物が積み重なる状態が常態化していました。四半期に一度の社内点検のたびに「とりあえず隠す」対応を繰り返していたためです。
今回、経理部には鍵付きのND-S722を、営業部の共有デスクにはキャスター付きのND-622を導入したところ、書類の保管場所が明確になり、点検前の「見えない場所に移す作業」がなくなりました。異動やレイアウト変更の際もキャスターで移動できるため、什器の入れ替え作業にかかる時間も短縮されています。
まとめ & ご相談について
ナカバヤシのデスクターナ シリーズは、デスク下という見落とされがちなスペースを、書類・備品を安全かつ効率的に管理できる収納力に変えてくれる什器です。アミ棚付のオープンタイプ、鍵付きのセキュリティタイプ、キャスター付きの標準タイプと、用途や部署の特性に応じて選べる点も導入しやすいポイントといえるでしょう。
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※本記事は2026年7月15日時点の情報です。









