会議室には、すでにWebカメラやスピーカーフォンを置いている会社も多いと思います。
しかし、別々の機器を組み合わせていると、配線や設定の手間は残りますし、誰が話しているかまでは画面に表示されません。「それなら各自のPCでログインすれば?」と思われるかもしれませんが、それはハウリングや収音範囲など別の課題を招きます。カメラ・マイク・スピーカーが1台にまとまり、AIが発言者を自動でフォーカスする360度Webカメラ「Meeting Owl 3(ミーティングオウル3)│MTW300」は、会議室機材をシンプルに整理しながら、こうした課題を解決してくれます。

なぜ「各自が個別にログイン」では難しいのか?
オンライン会議そのものは、各自のPCからログインすれば成立します。しかし、複数人が同じ会議室から接続する場面では、別の課題が出てきます。

発言者の判別ができない
当然のことですが、会議室全体が1台のPC/1つのアカウントで参加する場合、リモート側からはその会議室が「1つの映像」として表示されます。Web会議システムの発言者強調表示は、参加者(タイル)単位で機能する仕組みのため、同じ会議室内で「誰が話しているか」までは区別できません。
音声のハウリング
各自が個別にPCのマイク/スピーカーをオンにすると、同じ部屋の中で音が干渉し、ハウリングが発生しやすくなります。
PCマイクの収音範囲の限界
PC内蔵マイクが実用的に拾える範囲は、一般的に1m前後です。広い会議室では、座席によって声が届かない参加者が出てきます。これらは、会議室にカメラ・マイク・スピーカーを1台設置することで解決しやすくなる課題です。

集合Web会議用カメラの選び方「3つのポイント」
設置・接続のシンプルさ
会議室への導入では、配線や設定にかかる手間が運用負荷に直結します。PCとの接続方法や初期設定の煩雑さは機種ごとに差が大きい部分です。総務として複数の会議室に展開する場合は「誰でも迷わず使える」シンプルさを優先したいポイントです。
対応できる会議室の規模・収音範囲
同じ「Web会議用カメラ」でも、想定している会議室の広さや人数は機種によって大きく異なります。マイクが声を拾える範囲(収音範囲)や対応人数の目安を事前に確認し、自社の会議室サイズに合っているかをチェックすることが欠かせません。
対応する会議システム・OSの幅広さ
Zoom、Microsoft Teams、Google Meetなど、社内で利用する会議システムは複数にわたることが少なくありません。導入を検討するカメラが自社導入の主要サービスやPCのOSに問題なく対応しているかは、購入前に必ず確認しておきたい基本ポイントです。
導入するとどう変わる?—
バラバラの会議室機材が、「シンプル」な1台集約へ
会議室にカメラ・マイク・スピーカーを別々に揃える必要がなくなり、配線や設定の手間が大幅に減ります。AIが発言者を自動でフォーカスするため、リモート参加者も「誰が話しているか」を画面で把握しやすくなり、聞き逃しや認識のズレといったリスクも軽減されます。さらに、ZoomやTeamsなど主要な会議システムに幅広く対応しているため、社内で使うツールが混在していても、機材を統一して運用できるようになります。
実務で差がつく!本製品の注目ポイント
AIによる自動話者フォーカス+5つの映像モード
ハイブリッド会議で「誰が話しているか分からない」という状況を解消できます。オートフォーカス、グリッド、パノラマなど会議の形式に応じてモードを切り替えられるため、ディスカッション形式から少人数の打ち合わせ、プレゼン形式まで幅広く対応できます。



拡張マイク接続+2台連結で最大30名規模まで対応
専用拡張マイク(別売)の接続と、本体2台の連結機能を組み合わせることで、2名規模の小会議室から30名規模の大会議室まで、同シリーズで対応範囲を拡張できます。会議室ごとの規模に応じて構成を変えられるため、複数拠点の機材を標準化しやすくなります。


USBケーブル1本のプラグアンドプレイ接続+専用アプリでの管理
複雑な配線や設定は不要で、PCにUSBケーブルでつなぐだけで利用を開始できます。専用アプリ(iOS/Android)から映像モードの切り替えや音量・ノイズキャンセリングの調整、ファームウェア更新が行えるため、総務側での運用・メンテナンスもしやすい構成です。

製品仕様/スペック表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名/型番 | Meeting Owl 3(ミーティングオウル3)/MTW300 |
| サイズ(本体) | 幅111mm×奥行111mm×高さ273mm |
| 重量 | 約1.2kg |
| カメラ | 360°HDRカメラ、1080p、AIによる自動話者フォーカス(最大3名)、5つの映像モード切替 |
| マイク | 360°広帯域マイク(8基内蔵)、収音範囲:本体のみ半径5.5m以内/拡張マイク接続時は最大横13mまで |
| スピーカー | 360°スピーカー(3基内蔵)、エコーキャンセリング・ノイズキャンセリング対応 |
| 接続方法 | USB Type-Cケーブル(付属品)でPCに接続するだけ(プラグアンドプレイ) |
| 対応OS | Windows 10以降/MacOS X 10.8以降/Ubuntu 16.04以降/ChromeOS |
| 対応Web会議システム | Zoom/Microsoft Teams/Google Meet/Cisco Webex/Skype など主要サービス |
| 拡張機能 | 専用拡張マイク接続(別売)、2台連結(Wi-Fi)対応で最大30名規模の会議室まで対応 |
| 専用アプリ | iOS/Android対応(Bluetooth 5.0接続、初期設定に必要) |
| 保証期間 | 1年 |
| 付属品 | ACアダプター(約3.8m)、USB Type-Cケーブル(約2m) |
~ 製品導入・取扱上の注意点 ~
専用拡張マイクは別売りのオプション品です。10名を超える会議室など、収音範囲を広げたい場合は追加でのご用意・追加費用が発生します。また、拡張マイクは「Meeting Owl 3」専用設計のため、前モデル「Meeting Owl Pro」には接続できません。
・初回設定は専用アプリで本体登録が必要です。Bluetooth対応のiOS/Android端末をご用意ください。
・ファームウェアの最新化にはWi-Fi接続が必要です。
・PC側のUSBポートはUSB2.0以上/UVC1.1準拠であることが推奨環境です。古いPCをお使いの場合は事前確認をおすすめします。
本製品の「導入メリット」とは?
利用者の約94%が「準備・設定が楽になった」と回答
メーカーが実施したユーザーアンケートでは、カメラ・マイク・スピーカーが一体になっていることで「web会議の準備や設定が楽になった」と回答した利用者が約94%にのぼりました
(出典:Meeting OWL公式サイト「ミーティングオウルのご利用に関するアンケート」2021年1月実施)
会議準備の時間を月数時間単位で削減できる可能性
従来、会議室にカメラ・マイク・スピーカーを個別に接続・設定するのに1回あたり3〜5分かかっていたとします。1日3回会議室を使う場合、1日あたり9〜15分、20営業日では180〜300分(3〜5時間)の削減が見込めます。これは社内の利用実態に応じた目安としての試算です。
「誰が話しているか分からない」を解消し、会議の質が向上
AIによる自動フォーカスで発言者が画面に表示されるため、リモート参加者も発言の意図やニュアンスを掴みやすくなります。議事録担当者にとっても、発言者の特定がしやすくなる点はメリットです。
会議室機材の標準化・管理がしやすくなる
複数の会議室に同じ機種を導入することで、機材の管理・トラブル対応・買い替え計画を統一できます。「どの会議室でも同じ使い方ができる」状態を作りやすくなります。
現場活用シーン:シミュレーションストーリー
中規模オフィスの総務・Aさんの場合
社員80名規模のA社では、本社と地方拠点をつないだ定例会議で、リモート参加者から「誰が話しているか分からず、議事録が取りづらい」という声が多く上がっていました。会議室にはWebカメラ・マイク・スピーカーを個別に設置していましたが、配線が煩雑でトラブル対応にも時間がかかっていました。総務のAさんが主要会議室にMeeting Owl 3(MTW300)を導入したところ、PCにUSBケーブルをつなぐだけで準備が完了。AIフォーカスにより発言者がすぐ画面に表示されるようになり、リモート側からの不満も減少しました。Aさんは、効果を確認したうえで他の会議室への展開も検討しています。
まとめ & ご相談について
会議室のカメラ・マイク・スピーカーをそれぞれ用意する手間や、「誰が話しているか分からない」というハイブリッド会議特有の悩みは、機材を1台に集約することで整理しやすくなります。Meeting Owl 3(MTW300)は、PCに接続するだけで使えるシンプルさと、拡張マイク・連結機能による会議室規模への対応力を備えた選択肢のひとつです。
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※本記事は2026年6月15日時点の情報です。