オフィスの防災計画やBCP対策を任される総務担当者にとって、非常用電源の確保は重要案件の1つです。万が一の事態が起きても「連絡用PCや通信機器を稼働させたい」「スマートフォンやタブレットの電池量を確保したい」という要望は出てきます。
しかし、従来の発電機では燃料の備蓄や騒音、排気ガスの問題があり、室内のオフィスフロアでの運用は困難。かといって、小型モバイルバッテリーでは容量が足りず、給電方法も限定的で、いざというときに役に立たない懸念があります。
オフィス環境に調和し、実務に耐えうる確かな出力を持った電源の備えが求められるのは自然な流れでしょう。こうした防災時の課題を解決するのが、高出力と長寿命を兼ね備えた大容量モデル、スイデンの nedius ポータブル電源│NPB-24です。

ポータブル電源の選び方「3つのポイント」
プロの視点で、導入前に必ずチェックすべき軸を3つに整理しました。
定格出力とバッテリー容量のバランス
非常時に「どの機器を」「どれだけの時間」動かしたいかによって必要なスペックは大きく異なります。スマートフォンの充電程度であれば小型のもので十分ですが、オフィス内のPCや、季節によってスポットクーラーや扇風機、電熱ヒーターを動かすには、瞬間的な負荷に耐えられる高い定格出力と、長時間の電力供給を維持できる大容量のバッテリーが求められます。

蓄電池の寿命と安全性の特性
ポータブル電源の心臓部であるバッテリーの材質は、製品の寿命や運用中の安全性に直結します。オフィス備蓄品として長期間保管されることが多いため、経年劣化が少なく、かつ異常発熱や発火のリスクが低い熱安定性に優れたバッテリー素材(リン酸鉄リチウムイオン電池など)がおすすめ。長期的なコストパフォーマンスと社内の安全管理面でワンランク上と言えるでしょう。
日常の運用性と充電スピード
いざというときの充電切れを防ぎつつ、機器の「使い慣れ」を促すためにも、日常的に使っていけることも重要です。満充電にどのくらいの時間を要するか?また、過充電や過放電を自動で制御する管理システム(BMS)が搭載されているかどうかも、日々のメンテナンスを簡略化するための大切な判断基準です。
導入するとどう変わる?—
突発的な停電の「不安」が事業継続の「確信」に変わる
オフィスの防災対策において、確かな電源が1台あるだけで、非常時の対応と安心感は劇的に向上します。外部との通信回線や拠点となるPCを維持できるため、業務の全面停止という最悪のリスクを回避できます。日々の定期点検もコンセントに繋ぐだけの急速充電で完了し、メンテナンスの手間も大幅に削減されるなど、総務のBCP運用体制に確かな変化をもたらします。
実務で差がつく!本製品の注目ポイント
定格出力2400W・瞬間最大4000Wの圧倒的なハイパワー 一般的なポータブル電源では起動できないような、消費電力の大きな事務機器や複数の電子機器を同時に稼働させることができます。災害時にオフィス内の重要機材をストップさせることなく、事業継続に必要な通信インフラの電源をしっかりとバックアップします。
4000回の充放電サイクルを誇る高耐久なリン酸鉄リチウムイオン電池
熱安定性が極めて高く、揮発性や可燃性がないためオフィス内でも安心して長期間保管できます。一般的なバッテリーに比べて寿命が非常に長く、4000回充放電を繰り返しても高いパフォーマンスを維持できるため、買い替えサイクルを延ばし長期的なコスト抑制に貢献します。
AC100V電源から約2時間で完了する驚異の急速充電
大容量でありながら、わずか約2時間で本体の満充電が可能です。過充電、過剰放電、過熱を24時間体制で統合制御する「BMS(バッテリーマネジメントシステム)」も標準装備されているため、総務担当者が付きっきりで状態を監視する手間がなく、安全かつ効率的に維持管理が行えます。
製品仕様/スペック表
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 製品名 | ポータブル電源 |
| ブランド名/型番 | nedius(スイデン)/ NPB-24 |
| 定格出力 | 2400W(瞬間最大出力 4000W) |
| 規格/出力 | USB Type-C1 (左側):最大40W USB Type-C2 (右側):最大140W USB×4口:最大18W AC ×4口:最大2000W シガーソケット ×1口:最大120W DC5521:最大60W DC5525:最大108W |
| バッテリー容量 | 2621Wh |
| 内蔵電池 | リン酸鉄リチウムイオン電池 |
| 電池寿命 | 約4000回サイクル |
| 充電時間 | 約2時間(AC100V電源使用時) |
| 充電時間 | 幅512 × 奥行259 × 高さ377mm |
| 本体重量 | 26.5kg |
| 使用環境条件 | 室内専用、-5℃~45℃ |
| 安全機能 | BMS(バッテリーマネジメントシステム)搭載、自動電源オフ保護機能 |
| その他装備 | 夜間・災害時・非常時用LEDライト搭載 |
~ 製品導入・取扱上の注意点 ~
・本製品は室内専用の設計となっているため、屋外の雨水や直射日光が当たる場所、過度な湿気がある環境での常用は避けてください。
・本体重量が26.5kgあるため、設置や移動の際は平らで強度の高い安定した床面を選び、傾斜のある場所での使用は行わないでください。
・長期間使用しない場合でも、バッテリーの健康状態を維持するため、定期的な残量確認と数ヶ月に一度の点検・充電を推奨します。
本製品の「導入メリット」とは?
社内電子機器の一括バックアップによる業務停止リスクの低減
定格2400Wの出力により、非常時でも複数のノートPC、Wi-Fiルーター、液晶モニター、さらには小型の冬用暖房器具まで同時に動かせるため、災害発生から数日間の事業継続(BCP)環境を確実に整備できます。
長期保管時の優れた安全性とメンテナンスコストの削減
リン酸鉄リチウムイオン電池と自動制御BMS(バッテリーマネジメントシステム)の採用により、オフィスのキャビネット内に長期間保管しても発火や液漏れのリスクが極めて低く、定期的な管理工数を最小限に抑えられます。
4000回サイクルによる長期的な資産運用の効率化
一般的なリチウム電池(約500~1000回)と比較して約4倍の長寿命を誇るため、数年ごとの買い替え予算を計上する必要がなく、10年単位での防災備蓄コストを大幅に抑える定量的なメリットが得られます。
現場活用シーン:シミュレーションストーリー
中規模オフィスの総務担当兼防災担当であるAさん
Aさんは、毎年の防災計画見直しにおいて「もし執務フロアが停電したら、拠点との連絡手段が限られてしまうのではないか???」という懸念を持っていました。PCはデスクトップ+モニタ-のタイプで、PCにバッテリーは付属していません。また従来のガソリン式発電機はオフィスビル内での燃料保管が禁止されているため、導入を断念せざるを得ませんでした。
そこでAさんは、室内でも安全に運用できる大容量のオフィス用蓄電池としてnedius ポータブル電源│NPB-24の導入を上司に提案。導入決定後、総務フロアのキャビネット横に設置。3ヵ月に1回の社内定期点検では、満充電させた電源からPCを駆動させ通常業務を実施。バッテリー放電後は約2時間で急速充電が完了するため、通常業務と並行して、チェックができるようになりました。
まとめ & ご相談について
オフィスにおけるBCP対策や防災備蓄の強化は、企業にとって避けて通れない重要なテーマです。非常用電源の導入は、単に機材を揃えるだけでなく、実務で本当に動く出力があるか、そして総務が手間なく安全に維持管理できるかという視点が導入成功の鍵を握ります。
自社のお困りごとに合う製品はどれか? 正確な見積もりや在庫状況、専門的な仕様詳細については、エコール提携販売店(事務用品・文房具店)へ気軽にお問い合わせください。
※本記事は2026年5月26日時点の情報です。