確かなデータと分かりやすいアラートで暑さ対策 暑さ指数計 黒球式│NTSK-3-W

暑さ対策

 近年の夏場の猛暑や酷暑を受け、暑さ対策は夏場に避けては通れない事業課題となりました。国も労働安全衛生規則の改正により労働安全衛生規則の改正対策の義務化を決めたこともあり、現場ごとに異なる正確な状況把握の重要性が高まってきています。そんな状況を受けて2026年6月に発売されるのが、キングジムの「暑さ指数計 黒球式│NTSK-3-W」です。

黒球式暑さ指数計の選び方「3つのポイント」

プロの視点で、導入前に必ずチェックすべき軸を3つに整理しました。

JIS規格への適合性と信頼性
機器の選定時には、日本産業規格JIS B 7922(2023) に適合しているかどうかを必ず確認しましょう。規格に準拠したWBGT(暑さ指数)指数計であれば、労働環境の安全管理における客観的かつ信頼性の高いデータとして安心して活用でき、社内ルール設定上の確かな根拠になり得ます。

電池寿命の長さとランニングコスト
 導入後に意外と盲点になるのが、電池の「持ち」の問題です。黒球式暑さ指数計の運用期間は、5月~10月と約半年間にも及びます。シーズン中に何度も電池が切れてしまうようでは、管理の手間が増えるだけでなく、いざという時の測定漏れに繋がります。長期間にわたって安定稼働するものを選ぶことが重要です。

購入後すぐに設置・運用できるセット内容
 測定器は本体機能もさることながら、現場のどこにどうやって設置・配置するかが大切です。使用場所が固定式なのか、都度状況に応じて使い分けねばならないのかによっても変わってきます。最初から多様な設置方法に対応できる付属品が揃っているかどうかをチェックしてみましょう。

導入するとどう変わる?—
付属パーツによる柔軟な設置で状況に応じた暑さ対策を推進

 入手性の高い単4形乾電池2本による駆動を採用しており、1シーズンを通して安定した連続駆動が見込めます。夏場の肝心な時期の電池切れによる未計測リスクを抑制します。さらに、標準同梱のストラップやカラビナ、三脚用の1/4インチネジ、本体背面のフック穴を活用することで、届いたその日から現場の適切な場所で計測が可能。音が聞こえづらい現場であっても、パイロットランプの光で危険を知らせ、アラートの見落としリスクを低減します。

現場で差がつく!本製品の注目ポイント

追加手配の手間を減らす充実の設置・携帯用パーツ
本体背面には便利な壁掛け用のフック穴が備わっているほか、ネックストラップやカラビナ、三脚用の1/4インチネジといった設置・携帯用パーツがあらかじめ同梱されています。設置場所に合わせて別途フックなどの備品を買い足す必要がなく、倉庫の柱に吊るしたり、現場の見回りに携行したりといった運用がスタートできます。

1シーズンの連続使用を支える単4形アルカリ乾電池仕様
ボタン電池式ではなく、どこでも手に入りやすく扱いが容易な単4形アルカリ乾電池2本で駆動します。バッテリーの持ちに余裕がある設計のため、夏場のシーズン中に何度も電池交換を繰り返す必要がありません。長期にわたる測定を安定して継続できます。

周囲の環境に合わせやすく、見落としの少ない複数の危険通知機能
暑さ指数の高まりを大音量アラームだけでなく、LEDのパイロットランプが点滅することで知らせます。アラーム音は完全に消音にも設定できるため、音が出せない場所、逆に音の聞こえづらい場所であっても、視覚だけで暑さリスクを察知できます。

製品仕様/スペック表

項目詳細仕様
製品名(品番)暑さ指数計 黒球式(NTSK-3-W)
寸法約W61×D33×H123mm
質量約62g(電池含まず)
JIS規格番号JIS B 7922:2023 適合
JIS精度区分クラス2
測定範囲(WBGT)0.0℃ 〜 50.0℃(最小表示0.1℃)
測定範囲(温度)0.0℃ 〜 50.0℃(最小表示0.1℃)
測定範囲(湿度)20.0% 〜 95.0%RH(最小表示0.1%RH)
測定間隔約30秒
電源単4形アルカリ乾電池 × 2本(別売)
電池寿命2年(アラーム動作 2回/日)※電池寿命は、使用環境によって異なります。
警告アラームOFF(消音)、70dB、80dB(距離10cm)
主な機能LEDパイロットランプ点滅、消音機能、大音量アラーム、ホールド機能、バックライト、三脚取付穴、壁掛けフック穴
付属品ベルト、カラビナ、取扱説明書

~ 製品導入・取扱上の注意点 ~

・本製品は防水・防塵仕様ではありません。水がかかる恐れのある屋外や雨天時の使用、粉塵の舞う激しい環境での常設は故障の原因となります。

・駆動用の単4形アルカリ乾電池2本は製品に含まれておりません。お手元に届いてすぐに運用を開始できるよう、本体のご購入に合わせて別途乾電池をご用意ください。

本製品の「導入メリット」とは?

安全衛生管理と組織の危機管理体制の構築
 従業員の健康被害を未然に防ぐ手立てを講じることは、企業のブランド価値を維持するために欠かせないアプローチです。信頼性の高いJIS準拠の測定機器から得られる明確なデータを社内基準に据えることで、安全配慮義務への対応をより確実なものとし、定期的な社内会議や衛生委員会での状況報告も明瞭かつ迅速に行えるようになります。

明確な判断基準の共有による職場環境の安定
 暑さへの耐性という「個々の主観」を排除し、全員が等しく確認できる「公的な指標」に沿って運用のルール化を図るため、現場での指示に対する迷いや不満、不要な対立を生み出しません。組織として一貫性のある適切な労働環境管理を行っている姿勢を示すことで、働くメンバーのエンゲージメントや帰属意識を高める効果が期待できます。

現場活用シーン:シミュレーションストーリー

冷房のない物流倉庫を預かる総務責任者・Cさんの場合
 Cさんが管理する物流拠点では、夏場になるとエアコンのない広大な倉庫内の室温管理が深刻な課題となっていました。しかし、これまでは個人の体感や局所的な温度計に頼るしかなく、客観的なデータに基づいた的確な休憩指示ができないままシーズンを迎えていました。

 そこでCさんは、多彩なパーツが標準で揃っている本製品を導入し、時間とともに作業内容と作業場所が変わる現場の特性に合わせて運用をスタートさせました。

 まず、日差しの強い屋外のトラックヤードには三脚で本体を固定して定点観測。屋根はあるものの熱風が吹き込む荷受場では、柱へ付属のカラビナを使って吊り下げました。そして、倉庫内を激しく動き回る棚入れ時間帯にはベルトで自分の腕に直接装着する移動型の測定へと切り替えたのです。

 これらすべての場所で、1シーズンをしっかり支える単4形アルカリ乾電池仕様が真価を発揮し、夏場のピーク時も確実な計測を維持できました。各現場で基準値を超えると、大音量アラームとLEDランプが危険をお知らせ。根拠ある基準での休憩を挟めるようになりました。また、警告の発生数を管理し、スポットエアコン設置を上層部に提案するなど、労働環境課題の証明としても活用することができました。

まとめ & ご相談について

 国による労働安全衛生規則の改正や近年の深刻な猛暑を背景に、職場における正確なリスク把握は、最優先で取り組むべき安全衛生課題となっています。今回ご紹介した「暑さ指数計 黒球式」は、確かなJIS規格準拠のデータをもとに、現場の状況に合わせた柔軟な設置展開と、シーズン中の安定した稼働を両立できる実務型の一台。時間帯や業務状況に応じて暑さが変わる場合でも、環境の見守りを力強くサポートします。

 自社のお困りごとに合う製品はどれか? 正確な見積もりや在庫状況、専門的な仕様詳細については、エコール提携販売店(事務用品・文房具店)へ気軽にお問い合わせください。

※本記事は2026年5月22日時点での情報です。

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