多くの企業で、従業員に支給されるのはノートパソコンです。携帯性に優れる反面、画面は必然的に13~15インチ程度。スプレッドシートを複数開く、資料と参照元を同時に確認する、メールを見ながら作業する。こうした日常的な業務では、小さい画面内での切替が見逃せないストレスになっています。
スクロールが増える、ウィンドウの切り替えが増える、その分、作業時間が伸びる———気づかないうちに効率が落ちている状態です。それでもノートPCの携帯性は、移動や外出の多い職種の方には特に不可欠な要素でしょう。こうした一見矛盾する課題を持つ方の味方になるのが、持ち運べるセカンドディスプレイ「RICOH Portable Monitor 150BW」です。

モバイルディスプレイを選ぶときに確認すべき「3つのポイント」
モバイルディスプレイの導入を検討する際、総務・購買担当者が押さえておくべき視点を3つに整理しました。
ノートPC環境での効率化が本当に実現するか?
モバイルディスプレイは「画面サイズ」「パネル方式」「PCとの接続方式」「ディスプレイ内の電池の有無」「タッチパネルの有無」などにより価格も種類も多岐にわたります。
「自社の業務フローの中で、デスク作業時にセカンドモニターを持ち運んで使うのか」「複数の接続方式(有線・無線)に対応できるのか」「バッテリーと有線の両方に対応する必要があるのか」こうした運用の具体性をあらかじめ検証しておくことが、導入後の活用度を左右します。
対外的・社外的な利用シーンが想定されるか
セカンドモニターは、デスク環境の拡張だけに留まりません。モニター自体がタッチパネルに対応していれば、顧客先での契約書署名、外部打ち合わせでの情報共有、現場でのデータ確認など、「出先での使用場面」が意外と多くあります。こうしたシーンで活躍させるなら、持ち運びやすさ、タッチ対応、接続のスムーズさといった点を事前に想定しておくと、導入後の活用シーンが増え、満足度が高まります。
セキュリティ&管理上の優位性の想定
「マルチタッチ対応なら、タブレット(iPad など)でいいのでは?」という疑問が出がちです。しかし、企業で扱う機密情報の観点やシステム管理者の視点から見ると、大きな違いがあります。モバイルモニターは PC の画面を映すだけで、データは PC に残ります。一方、タブレットはデバイス自体がデータを保持するため、紛失時やセキュリティポリシー上のリスクも自ずと高くなります。加えて、新しいデバイスとして IT 部門による個別管理が発生します。モバイルモニターなら、既存 PC の周辺機器として扱え、管理負荷が大幅に軽減されます。
導入するとどう変わる?—
ノートPCの制限を超えて、PC作業効率と顧客対応への広がり
本製品は、有機EL(OLED)による鮮明な発色のモバイルディスプレイであることに加え、無線接続やマルチタッチ対応の機能も備えています。データシートを複数表示して、参照資料を横に並べながら作業、という基本的な効率化はもちろん、会議や打ち合わせでの画面共有、顧客先での契約署名といった対外的な場面まで、「ノートPC+1台ディスプレイ」で対応できるようになります。加えて、データが端末に残らないため、ITセキュリティ面でのリスクを抑えることもできます。
実務で差がつく!本製品の注目ポイント
有機ELディスプレイによる、タッチ操作と視認性の両立
15.6インチの大画面なのに、有機EL(OLED)採用で、コントラストが高く発色も鮮明です。また縦置き/横置きの両方に対応。タッチペン(オプション)で署名や図面に書き込む際の応答性も良く、手書き感を損なわない仕様です。複数人で同じ画面を確認する場面でも、角度による色ズレが少なく、全員が同じ品質で内容を把握できます。


ワイヤレス接続による、接続作業の手間ゼロ
USB Type-C ケーブルを挿す手間も不要。Miracast®に対応し、PC 側で電源を入れるだけで自動接続。接続が切れても自動再接続されるため、オフィスでも客先でも、ストレスなく利用できます。

薄型・軽量で、持ち運びが習慣になる
約715g という軽さだからこそ、毎日持ち運ぶのが苦にならない。デスク環境の拡張だけでなく、「必要な時にさっと持ち出して、顧客先で活躍させる」という使い方が自然と定着します。

製品仕様/スペック表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | RICOH Portable Monitor 150BW(無線・有線モデル) |
| 画面サイズ | 15.6インチ |
| 解像度 | 1920×1080(フルHD) |
| 表示方式 | 有機EL(OLED)方式 |
| タッチ機能 | 10点マルチタッチ対応 |
| 接続方式 | USB Type-C(有線)、Miracast®(無線) |
| 同時接続台数 | 最大32台に対応(ミラーリング) |
| 内蔵バッテリー | あり(駆動時間約3時間※1) |
| 重量 | 約715g |
| 標準付属品 | USB Type-Cケーブル、ケーブルクランプ、スリーブケース |
| 保証期間 | 3年 |
※1 メーカー測定方法による出荷状態の目安であり、使用条件によって変わります。また経年により性能が劣化します。
~ 製品導入・取扱上の注意点 ~
有線接続時の PC 対応確認が必須
USB Type-C での有線接続を想定する場合、接続予定の PC が「DisplayPort Alt Mode」または「Thunderbolt 3以降」に対応している必要があります。対応していない PC では有線接続での映像表示ができません。導入前に、自社の支給 PC スペックを IT 部門と確認し、対応状況を把握しておくことが重要です。
電源供給の推奨仕様を確認する
USB 給電時は 15W 以上の電力供給を推奨しています。供給電力が不足すると、動作が不安定になる可能性があります。対応する ACアダプター(USB Power Delivery 対応、45W 以上推奨)が必要な場合もあります。
本製品の「導入メリット」とは?
PCデスクトップ上の業務効率化
デスクトップ面積が物理的に広がることによる様々なメリットが期待できます。切り替え不要での複数ファイルの参照、オンラインミーティングでのマルチ画面展開など。
マルチタッチ対応ディスプレイによる対外的利用シーンの広がり
PC 画面そのものを顧客に見せながら説明、タッチペンによる契約書への署名。タブレットと異なり、データはメイン側の PCで残るためPC の周辺機器扱いとなり、データが分散せずセキュリティ面でのリスクも抑えられます。
軽量設計と有線/無線両方の接続
約715gの重量で外出先や出張先での持ち運びに適しているだけでなく、社内打ち合わせスペースや会議室へも気軽に持ち出せて、マルチディスプレイ環境が構築できます。また接続方法も、有線(USB Type-C)と無線(Miracast®)の両方に対応。電源をONするだけで、最大32台の150BWと自動同時接続し、PC画面を共有できるなど利用シーンに応じて様々な使い分けができるのも魅力です。




現場活用シーン:シミュレーションストーリー
営業・Bさんの場合
Bさんは顧客先での契約説明と契約書署名対応を業務とする営業担当です。従来は、ノートPC の小さい画面を顧客と一緒に見るか、あるいはタブレットに資料をコピーして対応していました。しかしタブレットへの機密情報保存はセキュリティ部門から指摘され、毎回のデータの移動と端末上のデータ削除管理も煩雑でした。
RICOH Portable Monitor 150BW を導入してからは、ノートPC の画面をそのままディスプレイ上に表示させて顧客に見せながら説明。契約書は画面をタッチペンで指しながら説明でき、署名欄への署名もその場で完結します。顧客からも「説明からサインまでの流れがスムーズですね」と評価が高く、一連の対応時間も短縮されました。
まとめ & ご相談について
RICOH Portable Monitor 150BW は、ノートPCの「狭いデスクトップ」というこれまで「仕方なかった制約」から従業員を解放するかもしれない、シンプルながら実用性の高いツールです。PCデスクトップ環境の効率化だけに留まらず、対外的な場面への使用の広がり、セキュリティ面での安心感まで備えています。
「支給ノートPC の小さい画面は不便」「相手に画面をスムーズに見せたい」「でもセキュリティ上、タブレット導入は避けたい」—そうした課題を抱える移動外出の多い部門はもちろん、内勤でも打ち合わせや商談の多い部門、フリーアドレス導入企業でも検討する価値のある選択肢です。
自社のお困りごとに合う製品はどれか? 正確な見積もりや在庫状況、専門的な仕様詳細については、エコール提携販売店(事務用品・文房具店)へ気軽にお問い合わせください。
※本記事は2026年6月19日時点の情報です。