「全部署のPCに、ちゃんとセキュリティソフトが入っているか正直把握しきれていない」——そんな状況に心当たりはないでしょうか。
社員が増えるたびにインストール作業が発生し、ライセンスの更新時期もバラバラ。「あのPCだけアップデートが止まっていた」という事態が、実は最大のリスクになりえます。しかもパターンファイルに登録されていない「未知のウイルス」への対応ができているかどうか、ソフトを見ただけではわかりません。
こうした「見えないセキュリティの穴」を、クラウド管理でまとめて塞ぐのが、シャープマーケティングジャパンが提供する「ITソリューション WithSecure™ Elements EPP 年間パック」です。

(注1)PCに、WithSecure™ Elements EPP for Computersをインストールしていただく必要があります。
エンドポイントセキュリティの選び方「3つのポイント」
プロの視点で、エンドポイント(社内ネットワークに繋いだPCやタブレットなど)のセキュリティ対策を導入する前に、チェックしたい軸を3つに整理しました。
管理の集中化ができるか?
社員一人ひとりのPCに個別対応していては、担当者の工数がいくらあっても足りません。全端末の状態をひとつの画面で把握・操作できるか——「管理のしやすさ」はランニングコストに直結します。専用の管理サーバが必要な製品はIT担当者への依存度が高くなるため、クラウド型の管理ポータルが用意されているかどうかが一つの判断軸になっていくでしょう。
既知・未知、両方の脅威に対応しているか?
ウイルス対策の基本は「パターンマッチング」——既知のウイルスの特徴をデータベースに登録しておき、一致したら検知・ブロックする仕組みです。しかしこの方法は、データベースに登録されていない新種ウイルスには原理的に対応できません。
そこで重要になるのが「サンドボックス」という技術です。怪しいファイルや動作を、実際のPC環境とは隔離された仮想空間(=サンドボックス)の中で一時的に実行し、安全かどうかを確かめてから通過させる仕組みです。万一有害な動きをしても、隔離空間内で完結するため実害が出ません。パターンファイルへの登録を待たずに未知の脅威を判定できる点が、従来型との大きな違いです。導入前には、このサンドボックス機能がクラウド連携で動作するかどうかも確認しておくと安心です。
サポート体制が国内で整っているか?
セキュリティインシデント(不正アクセスやウイルス感染など)は、いつ発生するかわかりません。万一のとき、英語のみのサポートだけでは心もとない場面もあります。日本語での電話サポートが受けられるか、導入後の相談窓口があるかは、専任IT担当者がいない中小規模の事業所では特に重要な選定条件です。
導入するとどう変わる?—
全PCの見えづらい「リスク」を一元管理できる「安心」へ
これまで個別対応だったPC管理が、クラウドポータル1か所に集約されます。未知のウイルスへの対処はクラウド側が自動で行い、ソフトウェアのパッチ適用漏れも自動で把握できます。電話ヘルプデスクがセットになっているため、万一の際も相談先に迷いません。導入後は「対策していること」だけでなく「対策できていることが確認できる」状態へと変わります。
実務で差がつく!本製品の注目ポイント
① クラウド管理ポータルで、全端末をリモート一元管理
WithSecure™ Elements Security Center(クラウドポータル)を使えば、管理サーバを社内に置かずに全社PCの状態をブラウザから確認・操作できます。テレワーク端末や別拠点のPCも同一画面で管理でき、IT担当者が常駐していない事業所でも運用が成立します。
② 未知のウイルスもクラウドサンドボックスで検知するDeepGuard/XFENCE
従来のウイルス対策は「知っている脅威しか防げない」という構造的な限界があります。本製品が採用しているのは、その限界を超えるための2つのアプローチです。
ひとつは「振る舞い検知」。ウイルスかどうかをパターンで判断するのではなく、アプリケーションの動作そのものを監視し、不審な挙動があれば即座にブロックします。Windows版の「DeepGuard」、Mac版の「XFENCE」がそれぞれこの役割を担います。
もうひとつが「クラウドサンドボックス」との連携です。怪しいと判定されたファイルは、インターネット上の隔離された仮想環境に送られ、そこで実際に動かして安全性を確認します。この検証はクラウド側で行われるため、PC本体に負荷をかけず、かつ世界中の脅威情報をリアルタイムで参照しながら判定できます。パターンファイルが更新される前の「ゼロデイ攻撃」にも、この仕組みで対処します。


③ パッチ管理機能で「アップデート漏れ」を自動フォロー
OSやアプリケーションの脆弱性放置は、サイバー攻撃の主要な侵入経路のひとつです。統合パッチ管理機能(ソフトウェアアップデータ)により、各PCのソフトウェア更新状況を管理ポータルから把握し、適用漏れをまとめて解消できます。
製品仕様/スペック表
※仕様は2024年5月現在。アップデートにより変更になる場合があります。
| 項目 | Windows版 | Mac版 |
|---|---|---|
| 製品名 | ITソリューション WithSecure™ Elements EPP for Computers(Windows版) | ITソリューション WithSecure™ Elements EPP for Computers(Mac版) |
| 対応OS | Windows 11(64bit)/Windows 10(32/64bit) | macOS 14 “Sonoma”/13 “Ventura”/12 “Monterey” |
| CPU | Intel Pentium 4 2GHz以上(SSE2対応) | Intel製 または Apple Silicon |
| メモリ | 1GB以上(32bit)/2GB以上(64bit) | 1GB以上(推奨) |
| ディスク空き容量 | 2GB以上 | 500MB以上 |
| 管理ポータル | WithSecure™ Elements Security Center(クラウド) | 同左 |
| ヘルプデスク | 電話対応(専任スタッフ) | 同左 |
| 主な機能 | マルウェア対策/DeepGuard/パッチ管理/ブラウザ保護/URLフィルタリング/デバイス制御/ファイアウォール管理/Rollback機能 | マルウェア対策/XFENCE/パッチ管理/ブラウザ保護/URLフィルタリング/ファイアウォール管理 |
| ライセンス形態 | 年間パック | 年間パック |
※仕様は2024年5月現在。アップデートにより変更になる場合があります。
~ 製品導入・取扱上の注意点 ~
・各PCへのエージェントソフト(WithSecure™ Elements EPP for Computers)のインストールが必要です。管理サーバは不要ですが、インターネット接続環境が前提となります。
・ライセンスは年間契約のため、契約更新を忘れると保護が失われます。更新時期の管理を担当者間で共有しておくことをおすすめします。
・Windows版と比較して、Mac版は「デバイス制御」および「Rollback機能」に対応していません。Mac端末が多い環境では事前に機能差を確認してください。
・ARMベースのWindowsタブレットは非対応です。
・社内Wi-Fiに接続する個人スマートフォン(BYOD)は保護対象外です
本製品はPCへのソフトウェアインストールにより機能します。社員の個人スマートフォンやタブレットへのインストールは現実的ではないため、それらの端末は本製品の保護対象には含まれません。個人端末のネットワーク利用が発生する環境では、UTMやセキュリティスイッチなどネットワーク側での別途対策を検討してください。
本製品の「導入メリット」とは?
管理工数の削減へ
管理サーバ不要のクラウドポータルにより、IT専任者がいなくても全端末の状態確認・操作が可能になります。従来の個別対応に比べ、日常的なセキュリティ確認作業を集約できます。
算出一例:
10台のPC管理を個別対応した場合、月1回の確認・更新作業で1台あたり約15分とすると月2.5時間。
クラウド一元管理により確認時間を半減と仮定した場合、年間で約15時間の削減が見込めます。)
未知の脅威への対応力
パターンファイルに頼らない振る舞い検知とクラウドサンドボックスの組み合わせにより、新種マルウェアやゼロデイ攻撃にも対処できます。実際の防御として機能することで、「入れてあれば安心」から「実際に機能している」セキュリティへの転換が図れます。
第三者機関の評価による稟議の根拠づくり
セキュリティ評価機関AV-TESTの「Best Protection Award」を複数回受賞しており、導入稟議の際に客観的根拠として提示できます。
パッチ管理漏れの防止によるリスク低減
IPA(情報処理推進機構)の調査でも、ソフトウェアの脆弱性悪用は不正侵入の主要経路として毎年上位に挙げられています。統合パッチ管理により、アップデート漏れによる脆弱性放置を組織的に防ぐことができます。
電話ヘルプデスクによる安心感
インシデント発生時や操作不明時に、日本語で電話相談できる窓口が確保されています。IT担当者が兼任・不在の事業所でも、自己解決に頼らない運用体制が作れます。
🚨 [画像挿入:ヘルプデスクの電話対応イメージ、またはセキュリティダッシュボードのイメージ]
現場活用シーン:シミュレーションストーリー
中規模オフィスの総務・Tさんの場合
従業員50名の会社で総務を一人で担当しているTさん。以前はセキュリティソフトの更新作業のたびに各部署をまわり、「このPCだけバージョンが古かった」という事態が年に何度か起きていました。
ITソリューション WithSecure™ Elements EPP 年間パック を導入してからは、朝の業務開始時にクラウドポータルを開くだけで全PCの保護状態が一覧表示されます。先日、営業部の1台でパッチ未適用のソフトがあることをポータルが自動検知。すぐに対応できたことで、大事にならずに済みました。
「以前は『たぶん大丈夫だろう』という感覚で運用していたけれど、今は根拠を持って『管理できている』と言える。上司への報告もしやすくなりました」とTさん。
まとめ & ご相談について
ITソリューション WithSecure™ Elements EPP 年間パックは、社内ネットワークに繋いだPCやタブレットなどのセキュリティ対策について、「導入」と「運用継続」の両方のハードルを下げるように設計されたソリューションです。クラウドポータルによる一元管理、クラウドサンドボックスを活用した未知の脅威への対処、電話ヘルプデスクのサポートがひとつにまとまっており、IT専任者を置けない規模の事業所でも無理のない運用が期待できます。
セキュリティ対策は「入れたら終わり」ではなく、日常的に「機能していることを確認できる」状態を維持することが重要です。本製品は、その体制づくりを総務担当者の視点で支援してくれる一本です。
自社のお困りごとに合う製品はどれか? 正確な見積もりや在庫状況、専門的な仕様詳細については、エコール提携販売店(事務用品・文房具店)へ気軽にお問い合わせください。
※本記事は2026年6月9日時点の情報です。